明日も晴れでありますように
卓球、小説、最近の出来事などについてのんびりと語るブログ。
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サクラ咲く季節に 3日目「相褄」
ようやく3話でメインヒロイン登場。その後の展開は・・・まだ頭の中にできあがってませんorz 頑張らないと・・・。
「…へ?」
俺の目の前でゆらゆらと揺れるこの学園のスカートだった。しかも揺れる度にスカートの中が見え隠れしてるし。これは保養を通り越して目に毒だ。そのまま見ていると何か間違いでも起きてしまいそうなので、俺は視線を少しずつ上げていった。するとそこには栗色のショートヘアに大きくつぶらな瞳が印象的な女の子がいた。
「よ、良かったぁ…」
そう言いながら笑顔で胸を撫で下ろす少女。その仕草は彼女の心からの安堵を感じさせた。
「かわいい…」
ふと言葉が漏れた。外見もさることながら、性格も良いようだし、何よりこの娘の雰囲気そのものが一言で表すと「かわいい」だったのだ。
「え?今何か言いましたか?」
俺の言ったことが上手く聞き取れなかったのか、もう一度と言わんばかりに聞き返してくる。一瞬そのままリピートしそうになったが、さすがに恥ずかしくて口の動きが止まった。
…そんなことよりも今は現状打破だ。俺のクラスは今まさに移動中。しかもその先頭に立っていた俺はクラスメイト全員から見えるわけで、先ほどから痛い視線が俺達に突き刺さってる。このままでは…俺のスクールライフが危ない…!!
「い、いや、何でもない。それより今すぐそこから降りてもらえるとありがたいんだが…」
とりあえず、さっきの言葉の返事をするのと同時に、俺は辺りをきょろきょろと見回しながらそう言った。
「え、あ…」
彼女もその視線に気づいたのか、顔を真っ赤にさせ、
「す、すいません!」
そう言って、俺の胸の上からどき、俺のいるクラスの教室へ入っていった。
(俺のクラスってことは…)
俺は立ち上がり様に思い出した。どうやらあの娘が出席番号1番の子のようだ。確か相褄って言ったっけ…。
そんなことを考えていると、いきなり背中に衝撃を受け、前につんのめった。このタイミング…間違いなくやつだろう。
「朝っぱらから羨ましいやつめ!」
「涼、てめぇ…」
予想は的中、というよりこの付近で俺のことを知っているやつは涼しかいない。
「いやぁ、最初見たときはあの子に襲われてるのかと思ったよ」
「…」
周囲に人が沢山いるにも関わらず物凄い発言を…。こいつには恥ずかしいという感情はないのだろうか?涼の暴走はまだまだ続く。
「…で、何色だった?」
「…は?」
「見たんだろ?正確に言えば見えた、だろうけど」
そう、何とも如何わしいことを小声で聞いてきた。こいつは俺ばかりでなく彼女にまで危害を加えようと言うのか。しかし、俺もそこまで正義感の強い男ではない。よって…
「…オレンジと白の縞模様」
簡単に答えてしまうわけだ。健全な男子高校生としては答えざるを得ないというか何と言うか…。それにこいつには今言っておかないと何か大変なことが起こりそうで怖いからという理由もある。
「ん~、中々…」
目を瞑り、顎に手を当てて少しばかりいやらしい笑みを浮かべている涼。明らかに妄想している。
それにしても…こいつ顔は結構いい方なんだよな。頭の中さえどうにかなればすぐにでも女子が寄り付くような感じだ。少々長めの黒髪も似合ってるし。
「ほら、さっさと校庭行くぞ」
そう言っても何の反応も示さない涼。どうやら頭の中はパラダイスみたいだ。俺は仕方なくこの妄想野郎を引きずって校庭へ向かった。


ここまで来てようやく波に乗るかと思いきや、波にのまれました。残念。
この後の更新は結構遅くなるかもです。
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