明日も晴れでありますように
卓球、小説、最近の出来事などについてのんびりと語るブログ。
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サクラ咲く季節に 4日目「変なやつ」
サクラの第4話です。今回も新キャラ登場です。受験で何かと忙しい最近、待っている人には申し訳・・・ってか待ってる人いるのか?w まぁそんなことはともかくサクラの方は更新遅くてすいません(_ _;)
では、どうぞ。
始業式が終わり、校庭から教室に帰ってきた俺は自分の机にこれでもかというくらい力なく突っ伏した。
「はぁ…」
疲れた。何にって始業式にじゃないぞ。さっきの眼福ないし目に毒な光景。あれのせいだ。
「普通ないよな…」
朝っぱらからラッキースケベなんて誰が想像するだろうか(涼は例外)。まさに予想外。そして予想外の出来事は印象に残りやすい。つまり――――
(頭から離れてくれない…)
こうなる。そりゃ俺だって健全な男子高校生なわけで、あんな強烈な登場の仕方されたら意識せざるを得ないわけで…。
(~~~~~~~っ)
また勝手に意識してしまったことが恥ずかしくて頭をかきむしる。そんなことで直るわけないってわかってるけどとりあえずかきむしっておく。
そんな時、俺の横で声がした。
「何やってんの?あんた」
「え」
突然声をかけられたことに驚きつつ、顔を右に向ける。そこにはいかにも私は運動部ですって感じのオーラを出してる、短めの黒髪の女子が一人いた。
「…」
この女は危険だ…、と何故か思った。理由は一つ。直感がそう告げている。
「見たところ何かに悩まされ…」
彼女はそう言いかけた途端――――
「あ~そういえばぁ~…」
ニヤリという効果音が最高に似合う笑みを浮かべ――――
「さっき廊下でぇ~…」
脅し的なことを――――
「相褄さんと大変なことにぃ~」
言ってきた。できることならこの場からすぐにでも逃げたい気分だ。
「お前…俺に何か恨みでもあるのか?」
そう、今にも潰れそうな心で精一杯の言葉を返す俺。
「それで見たの?」
「はい?」
「だから見たの?って聞いてるのよ」
「何を」
会話がかみ合わない…。しかも最初に質問してたの俺の方だし。それを無視して自分の質問を押し付けるとはさすが体育会系。
「だから~…」
小声で何か言おうとしているのか、二人の顔が近づいてきた。少しいい匂いがする。その光景に少しばかりドキッとしていると、
「相褄さんの下着、見たかってことよ」
小声なのに大声で言っている錯覚が生じるほどの、強烈な一言が放たれた。
「……」
答えない。答えられるはずがない。そんなことしたら彼女にも悪いし、何しろ今後の学校生活に支障が――――って
「何で女子であるお前がそんなことを聞く」
そうだ。まずそこがおかしい。男子ならともかく、女子がこんなこと聞くのは変だ。
その疑問を解決するため、俺は彼女の返答を待った。
「だって気になるじゃない。あんな可愛い子の中ってのは♪」
自分の頬をつねってみる。
「痛い」
どうやら夢じゃなさそうだ。
「何してんの?」
「現実というのは本当に怖いものだってことを改めて実感してた」
「ふ~ん。まぁいいや。それで、さっきの質問の答えは?」
こいつには皮肉さえ通じないというのか。マジ誰でもいいから助けてくれ…。
そんなことを思っていると――――
「お前は幸せもんだなぁ。初日から女子ばっかに話しかけてもらえて」
後ろから涼が話しかけてきた。
「その言葉には語弊がある」
断じて幸せなどではない。相褄さんの件は仕方ないとしても、こいつに話しかけられるのは幸せとはほど遠いぞ涼。
「で、何の話をしていたのかな?」
まずい。涼がこの話に加わると絶対にイケない方向に傾く。ここで御退場願わなければ。
「別に何も――――」
「ねぇ、あなたなら知ってるんじゃない?」
人が必死に止めようとしてるにも関わらず、話の筋を曲げようとしない体育会系。もうこいつの中では俺は下位なのだろう。
「知ってるって、何を」
「相褄さんの下着」
それ、恥ずかしげもなく言うセリフじゃないぞ…。
「あー、それなら知ってるぞ」
それを惜しげもなく言うお前も異常だ。そんなこっちの心の声も虚しく、話は予想通りに進んでいく。
「ホント!?教えて教えて~」
「こいつが言うにはオレンジと白の縞模様だそうだ」
「ワォ♪これまたあの子に似合いそうな柄ねぇ」
「お前もそう思うか。やっぱり相褄みたいな――――」
もう聞くのさえ嫌になってきた俺は左に顔を向け、窓の外に見える空をぼぉっと眺め始めた。


もうタイトル通りのキャラができてしまいました。今後は涼とタッグ組ませて何かと悪さをさせたいですねぇ。ちなみに、名前は次回で明らかになる予定です。次回がいつになるかはわからないけど
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